自動読み込み
Composerを使用してPSR-0の規格のファイルを読み込む
webmanはPSR-4
の自動読み込み規格に従います。もし、貴方の業務がPSR-0
の規格のコードライブラリを読み込む必要があれば、以下の手順を参考にしてください。
extend
ディレクトリを作成し、その中にPSR-0
の規格に従ったコードライブラリを保存します。composer.json
を編集し、autoload
に以下の内容を追加します。
"psr-0" : {
"": "extend/"
}
最終的な結果は以下のようになります。
composer dumpautoload
を実行します。php start.php restart
を実行してwebmanを再起動します(注意:再起動する必要があります)。
Composerを使用して特定のファイルを読み込む
composer.json
を編集し、autoload.files
に読み込みたいファイルを追加します。
"files": [
"./support/helpers.php",
"./app/helpers.php"
]
composer dumpautoload
を実行します。php start.php restart
を実行してwebmanを再起動します(注意:再起動する必要があります)。
ヒント
composer.jsonのautoload.files
に設定されているファイルは、webmanが起動する前に読み込まれます。一方で、フレームワークのconfig/autoload.php
で読み込まれるファイルは、webmanが起動した後に読み込まれます。
composer.jsonのautoload.files
で読み込まれるファイルを変更した場合、再起動が必要ですが、再読み込みでは反映されません。一方で、フレームワークのconfig/autoload.php
で読み込まれるファイルは、変更後に再読み込みすることで即座に反映されます。
フレームワークを使用して特定のファイルを読み込む
SPR規格に準拠しないファイルがある場合、config/autoload.php
を設定してこれらのファイルを読み込むことができます。例:
return [
'files' => [
base_path() . '/app/functions.php',
base_path() . '/support/Request.php',
base_path() . '/support/Response.php',
]
];
ヒント
autoload.php
でsupport/Request.php
とsupport/Response.php
の読み込み設定がされています。これは、vendor/workerman/webman-framework/src/support/
にも同名のファイルがあるためです。autoload.php
を使用することで、プロジェクトルートのsupport/Request.php
およびsupport/Response.php
を優先的に読み込み、これらのファイルの内容をカスタマイズすることができます。もしカスタマイズが必要ない場合は、これらの設定を無視していただいて構いません。