vlucas/phpdotenv
説明
vlucas/phpdotenv
は、異なる環境(開発環境、テスト環境など)の構成を区別するための環境変数ローダーコンポーネントです。
プロジェクトのアドレス
https://github.com/vlucas/phpdotenv
インストール
composer require vlucas/phpdotenv
使用法
プロジェクトのルートディレクトリに.env
ファイルを作成します
.env
DB_HOST = 127.0.0.1
DB_PORT = 3306
DB_NAME = test
DB_USER = foo
DB_PASSWORD = 123456
構成ファイルを変更します
config/database.php
return [
// デフォルトデータベース
'default' => 'mysql',
// 各種データベースの構成
'connections' => [
'mysql' => [
'driver' => 'mysql',
'host' => getenv('DB_HOST'),
'port' => getenv('DB_PORT'),
'database' => getenv('DB_NAME'),
'username' => getenv('DB_USER'),
'password' => getenv('DB_PASSWORD'),
'unix_socket' => '',
'charset' => 'utf8',
'collation' => 'utf8_unicode_ci',
'prefix' => '',
'strict' => true,
'engine' => null,
],
],
];
ヒント
.env
ファイルを.gitignore
リストに追加して、リポジトリに送信しないでください。プロジェクトに.env.example
構成例ファイルを追加し、プロジェクトの展開時に.env.example
を.env
にコピーして、現在の環境に合わせて.env
の設定を変更すると、プロジェクトが異なる環境で異なる設定をロードできるようになります。注意
vlucas/phpdotenv
は、PHP TSバージョン(スレッドセーフバージョン)ではバグが発生する可能性がありますので、NTSバージョン(非スレッドセーフバージョン)をご利用ください。
現在のPHPのバージョンはphp -v
を実行して確認できます。
その他
https://github.com/vlucas/phpdotenv をご覧ください。